キャロはデカアジが釣れる・・・
懐かしいデスネ
このシリーズは半年ぶりですよ(笑)
書いてたけど、出す時期が・・・
だいたい、これでよく釣れる時に思い付いて書くけど、勘付かれてもめんどくさいじゃない
ポイントと釣り方は極力繋げないように・・・そこまで親切じゃない
なんでんかんでん飛ばせばええっちゅうもんじゃなかとよ
飛ばさずに・・・いや、余計なこと言うのはやめておこう
昔、「キャロで釣れるとデカい」とかいうセリフをよく聞きました
懐かしいなぁ・・・
今はほとんど聞きませんね
正しくは「キャロで釣れるポイントはデカい」のであって、どこでもかしこでもキャロ投げたらデカいのが釣れる訳ではないと思うんだ
今は軽量ジグヘッドの洗脳から解き放たれ、そんなことを言う人はいなくなりました
めでたし、めでたし
キャロライナリグとは
昨今、色んなシンカーが出てきており、三又キャロもあるので一概には言えなくなってます
ただ、基本的には①スイベルで分離されている②シンカーが遊動もしくは半遊動の二点が共通点のように思います
三又キャロに関してはシャローフリークのタイプDを用いたFシステムと同じです
Fシステムはエダスがあることで半遊動になってます
シンキングタイプのFシステムはフロートというよりはダウンショットかな?と思ってましたが、概念的には寧ろキャロに分類されるんですね
ボクは今度からシャローフリークD使ってて、リグを聞かれたら、キャロって答えようかな・・・
Fシステムを三又サルカンにスナップ直付けは釣れないことはないけど、エダスを付けた方が個人的にはいいと思ってます
ちなみに、キャロを始め、遠投系リグを始める際には最低でもFGノット以上の結束法をした方が断然いいです
仕掛けの全損率が全く異なる・・・
難しいという人いるけど、ほぼ2つの動作の繰り返しなので、個人的には他の結束よりも簡単だと思ってます
キャロの変遷
バス釣りでのキャロはボトムを攻めれたら良いだけでした
ミドルレンジはクランクベイト、バイブレーションを始め、他のルアーフィッシングにおいては選択肢があるのですが、アジングはそんな選択肢がありません
アジのプラッギングという選択肢もあるけど、やっぱワームの方が釣れますからね
遠距離のトップ〜ミドルレンジを攻めたいというニーズを満たすために考えられたのがバックスライド型のキャロとなります
非常に画期的!
もともとは沖の筏の下に滑り込ませるのがメインの目的だったんですかね?
その後は特に進歩はしてません・・・たぶん
だから、シャローフリークの登場によりバックスライド型キャロでミドルレンジを攻める必要性はなくなりました
メリット、デメリット
重さ・・・
以上です
飛距離だのうんだのいうのは、重さによるものなんだから、重さだよ
他にない!
てな訳で、重さに対してのメリット、デメリットを考えていけばいいわけでございますよ
・飛距離
Fシステムが出た今はあまりこのメリットはない気がします
向こうの方がゆっくり沈めれるし、一点に留めれる
これにより、流れが緩い遠距離のトップ〜ミドルレンジはフロートに奪われたと思います
活性が高ければ、沈むのが速い方が効率はいいかもしれません
でも、バックスライドキャロとFシステムで釣り比べて、開いて10:5くらいの差だと思われます
そして、9割くらいの確率でフロートに10:1くらいの差で釣り負けるんじゃないかな?
・沈下速度
アジングはよりスローに攻めれるようにタックルが進化してる中、この速さはデメリットのように感じますが、Fシステムが出てきた現在ではこれが唯一のメリットに思えます
要はゆっくり沈むものでは流れを破れない
時間をかければ沈めれたとしても、魚がいる本流から外れて流れが緩んだところで沈めれても意味がないわけで・・・
流れが速い所で、適切なウエイトをかけて流していく、また流し込んでいく、のに最も適してます
あっ、流し込む(入れ込む)ってのはよく勘違いがあるみたいです
ただ、投げて沈めたらいいんであれば、フロートでもダウンショットでもいいんですな
え?難しい?投げて巻くだけで釣れる?
いや、やることは投げて巻くだけでなんですよ
難しいのは、選択するシチュエーションと、アレですよね
ただ投げて釣れるんなら、水溜りでも釣れる状況なので、別にキャロじゃなくてもいいんですな
・リグの安定性
ウエイトがある分、突然風でラインが煽られてもリグは動かされにくいです
また浮力がないのでフロートよりも動きにくいのは当然ですね
使い方とアクション
・リトリーブ
アクションに対してのレスポンスは悪いです
アジはフォールが効くと言われますが、あまり流れがないところだと必要なだけで、キャロが必要なほど流れているポイントではリトリーブの方が良いことが多いです
だって、なんのためにエネルギー使う流れにいるのかって言ったら・・・
・トゥイッチ
目的の1つは食わせの間を作ること
これの後の短いフォールで来るらしい
要所要所で入れるらしい
あっ、あと・・・これはいいや
・リフト&フォール
流れがない時は有効なことが多いけど、これやるくらいなら今はフロートとか2g以上のジグ単を投げた方が釣れる状況だと思います
個人的にはリフト&フォールはティップリーダーが緩むので否定派です(笑)
ただ、全くダメというわけではない
やるなら、フォールの際はバックスライドはさせずにテンションをかけ、真下に落とすようにしてやった方がアタリが取りやすいと思います
・バックスライド
ある程度水深があって、二枚潮になってるところだとバックスライド系キャロはフォール速度が異なるため、効率よくレンジが把握できます
想像しているように綺麗にバックスライドしていくのは恐らくMキャロのみで、大半のバックスライド系キャロはそこまでスライドしません
バックスライドは二枚潮の感知、フォール速度を抑えるための使用にした方が良いと思っています
キャロシンカー一覧
どれがいいとかは特になく、用途に合ったものを使うのがいいと思います
・Mキャロ(ティクト )
ウエイト:3〜11g(ミニMキャロ:1.5〜5.0g)
L(ロング)、N(ノーマル)、S(ショート)、turned WT、ミニ等バリエーションも様々
キャロのウエイト変更:ライン切る必要あり
バックスライド:◎
対流れ:×〜◯
・ライトゲームキャロTG(アクティブ)
ウエイト:3.5〜10g
シンプルなタングステンキャロ
タングステンでこのお値段はかなりお得
キャロのウエイト変更:ライン切る必要あり
バックスライド:◯
対流れ:◯〜◎
・アジキャロドリフト(レインズ)
ウエイト:1.9〜7.5g
使ったことないので、細かい事はよく分からないけど、シンカー固定位置でバックスライド幅を好みに出来るのではないか?
ワイド型のため、テンションを掛けるとフォール速度はかなり抑える事が出来そうです
キャロのウエイト変更:ライン切る必要なし
バックスライド:◯
対流れ:◯
アルミキャロシンカー(C.C. Baits)
ウエイト:3〜7g
懐かしい・・・
比重が軽いのでファール速度が遅いのがメリットです
ボクも昔、使ったことあります!
キャロのウエイト変更:ライン切る必要あり
バックスライド:◯
対流れ:△
Ar. Caro Free Thinker(アルカジック)
ウエイト:2〜15g
すっごく細かく調整できる優れ物!
細かすぎて悲鳴が・・・
もっとモニターが頑張って使え・・ボクは知らんよ
キャロのウエイト変更:ライン切る必要なし
バックスライド:◯
対流れ:△〜◯
飛びキャロシンカー(Decoy)
ウエイト:1.8〜3.5g
・・・
・・・
・・・
環境に優しく、潮流も掴みやすい無鉛スズ合金です
スズだから、比重が軽くて、ゆっくり沈むと思います
キャロのウエイト変更:ライン切る必要なし
バックスライド:?
対流れ:△
アクティブシンカーキャロ(オーシャンルーラー)
ウエイト:3.5〜15g
個人的にはタングステンで、この形状で15gまでのウエイトまで出したのは評価したい
15gとか、どこにそんなニーズがあるんだよ!
四国(高知以外)、山口、広島にはあると思ってる
でも、3.5gのニーズはないぞ
あと、5gがロッド的に襷に短し、帯に長しなんだよなぁ
キャロのウエイト変更:ライン切る必要なし
バックスライド:△
対流れ:◎
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